『昭和54年度 山形歴史の道調査報告書 最上川(1)』
3難所 三ヶ瀬
P85
戦国時代には白鳥長久が白鳥に居城を置き勢力を伸ばしていった地である。白鳥の隣村富並にも鬼冑城と呼ばれる城跡があり長久の取立城ともされ
るが、源頼義のために滅ぼされた豪族落浜入道大林の居城ともいわれる。大林については最上川を舞台とした戦闘の伝説が残っている。
P91
2 横山河岸
横山村は新庄藩谷地郷に属し、村高は枝郷(来迎寺・里・新林・黒滝
四ヶ村)を含めて、一九一二石余、文化六年の戸数二一五軒、人口一一九三人となっている(新庄領村鑑)。
『昭和54年度 山形歴史の道調査報告書 最上川(1)』 山形県教育委員会